SSブログ

ザ・旧盤 [映画]

SN3J0008.jpg「トロン:レガシー」を観る前に旧作の「トロン」を観ておこうと思い、Amzonに注文。なんと¥982で買えた。公開当時、オレは10歳なのでストーリーを全く憶えていない、というかガキだったから話を理解していなかったのだと思う。ただ、あの斬新な映像はとても新鮮で夢中になって観ていたのは憶えている。改めて観たらやはり面白い。当時のプロモーション的なマスコミの宣伝文句は「1秒間の映像作成に200万〜300万」とかいう作品にはどうでも良い事を第一に書かれていた。やたらとスペックを語り、余計な先入観を持たすのは、今の世の中とまったく変わっていない。大事なのは作品を観てどう感じるかだと思う。香港映画で拳法家が跳ぶとき、ワイヤーが見えてしまっていてもオレは良いと思う。それらを生み出すアイディアと表現力。それで十分じゃないか。ゲームだってそうだ。色数が少なくても、音がチープでも、それはそれで味わい深い物があり、十分楽しい。テクノロジーは大枠や味付けに留めておかないと溺れることになる。そして次世代へ受け継ぐものがあれば、それで良いと思う。この「トロン」がなければ「マトリックス」は生まれなかったなかったかも知れないし、「トロン」も「STAR WARS」がなければもっと別のモノになっていただろう。要は人間の想像力と表現する情熱、そして観た人間が何より楽しめるかどうか、ということなのだ。

オレ、今年初めていいこと言ったな。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ザ・二人組ザ・プリンス ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。