ザ・試用版

色々と思い立って、ProTools10へのバージョンアップを本気で考えることにした。正直USB1.1のMbox2も新しくしたいところだが、これらの環境改善とか障壁とかを考えるだけでも一苦労してしまう。最近のMacを使っているからといってそれが最良だとは限らない。これは音楽やってるやつだけじゃなくて絵を描く人もそれ以外の人も色々とパソコン周りの環境に対する苦労は計り知れないものがあり、それ自体に振り回されるのは御免なワケだ。といいつつ、LionのままProTools LEが最良ではない上にトラブルを抱えやすいものなのはとっくに気づいていたワケだが、なかなかバージョンアップに踏み切れないのは、更に悪環境になってしまうのを恐れてのことだった。しかし、いつかはやらねばならん。そこでMboxを新しくしてからProToolsソフトウェアを買うのか。またはその逆かひとしきり悩んだが、ソフトのほうは30日間限定での試用版があるではないか。もう実験的な意味も含めてDownload&Installしてみた。

信じられないほど障壁がない。つまりは手持ちのプラグインソフトが全然使えること、特にdigidesignのバーチャルインストゥルメントが普通に動いてしまっていることに驚き。勝手に「何かあるんじゃないか」という疑心暗鬼っぷりがバカみたいだった。そして全体の挙動がいちいち速い。最新のプロセッサがMacに積まれていてもLEでは発揮してなかったんだなと実感。そりゃあもうCPUだけの問題ではないんだろうが、非常に快適だった。これで本チャンを買うことはできそうだ。